転送業者か個人代行か?
フィンランドからのお取り寄せ、どうするの?
ムーミン転送会社に頼むか、
スナフキンに頼むか考え中。
買付したい商品を売っているショップが、日本に発送してくれるとは限りません。
そんな時頼りたいのが、転送業者や現地在住の個人。
Liblaはケースバイケースで、両方にお世話になっています。
(注:ムーミン転送会社は存在しません。スナフキンは存在します。きっと。)
この記事では、それぞれにどのような良いところがあるのかや、
選ぶときの基準などをご説明します。
それぞれのメリット&デメリット
転送業者を使うメリット
1.年間を通していつでも使える安定感
クリスマスなどのお休みは除いて、業者なら大抵は一年中稼働しています。
個人だとバケーションや一時帰国などの予定でいつでも、というわけにはいきません。
2.業者という安心感
一度も会ったことがない個人よりも、ネットで評判などをあらかじめ調べられる業者の方が安心感があります。
万が一の補償内容、オプションの保険、免責事項も調べておくと更に安心です。
3.登録すればすぐに使える手軽さ
ラスト1点の商品の時は、スピードが勝負。
そんな時、個人に連絡を取って、OKか聞いて、返事を待って…という時間はもったいない。
一刻を争う場合は自分のタイミングで発注できる業者が便利です。
個人でも、「いつでも私宛に注文しちゃってください」という方がいらっしゃれば助かりますね。
4.DHLなどの民間配送が安く使える
業者は大抵、DHLやFedexなどの配送業者と提携しているので、
速い民間配送が割安で使えます。
個人だと民間配送を使用するのに数万円かかることも。
ここも、数をこなしている個人だと、民間業者と割引契約をしている方もいらっしゃいます。
転送業者を使うデメリット
1.業者によっては高い
サービスなども違うので一概には比べられないのですが、
業者は郵便ではなく民間業者を使うところが多かったり、
買付代行の手数料が、商品代金の〇%と高い場合が多いです。
(※転送業者=高い、個人=安い、というわけではありません。あくまでも傾向です。)
2.フレキシブルではない
実店舗での買い付けをしてくれる転送業者は聞いたことがないし(あったら教えてください)、
オンラインの買い付け代行も行っていないところも多いです。
検品や画像撮影をやってくれないところも。
やってくれたとしても、クオリティが十分じゃない場合がほとんど・・・。
転送業者のサービスは限定的です。
ムーミン転送会社は買い付け代行やってないみたいだから、
スナフキンに頼んだら?
個人に頼むメリット
1.フレキシブルに対応してくれる
なんといっても一番はこれ。
検品や画像撮影、そのやり方、オプションサービス、礼状の同封など、こちらの要望に応えてくれる可能性が高いです。
その分、報酬はしっかり支払って気持ちよく仕事をしてもらいましょう。
2.転送業者がない、見つからない国からも取り寄せ可能な場合も
小さな国だと転送会社が見つからない場合も。
そんな国でも日本人が住んでいる可能性が高く、
うまく見つけられて承諾してもらえれば商品の買い付け・転送をお願いすることができます。
個人に頼むデメリット
1.契約書をしっかり結ぶ必要がある
個人に高額商品を任せる、時には購入代金を渡すことになります。
当然、お互いの身元確認をしっかり行い、契約書を結ぶ必要があります。
2.個人の知識や経験に依るところが大きい
転送に慣れている方と初心者では、国際配送の種類、遅延状況などの知識に大きな差があります。
検品をお願いする際は、マニュアルをお渡しすることでどういう点に注意してもらうかなどの共通認識を持つことができます。
3.バケーションなどの予定でいつも頼めるとは限らない
久しぶりに買い付け・転送をお願いしようとコンタクトを取ると、
しばらく家を空けます、などということも。
スナフキン、また旅に出てつかまらない。
そうだ、ミーに頼もう。
liblaの使い分け方
以上のメリット&デメリットを踏まえて、私はこのように使い分けています。
転送会社を使う時
1.国内発送の時
バイマで国内の自分の手元に取り寄せてからお客様に届ける「国内発送」での取引となっている場合は、
スピーディーに対応してくれる転送会社が役立つことが多いです。
転送会社によっては週2回しか発送してくれなかったり、EMSしか扱っていない場合もありますが、
平日は毎日発送、DHL発送可だと安心して任せられます。
発送通知までの猶予が18日なので、いかに国内に速く届くかがカギとなっているからです。
2.イギリスからの取り寄せでVATオフにしたい場合
ガーンジー島にある転送業者Forward2Meを使用することでVATオフの恩恵を受けたい時。
詳しくはこちらの記事をご参照ください。
個人に頼むとき
1.海外から直接お客様宛に発送して欲しい時
現地でのきめ細かな検品と、正しい商品を送った証拠として多数の画像撮影が必須となります。
そんな時は業者ではなく個人一択となります。
2.転送会社が見つからない小国から取り寄せたい時
他に選択肢がないですね・・・。
3.現地の店舗に出向いて買い付けなければならない時
(同上)
4.他、きめ細やかな対応をして欲しい時
オリジナルの礼状を封入して欲しい、
梱包の方法を指定したい、
タグの値段を塗りつぶして欲しい、など。
海外からお客様への「海外発送」の時は個人に頼みたいですね。
ミーがギフト包装してくれるって♪
まとめ
転送会社も個人も、それぞれのサービスの違いや良さがあるので、よく比較して検討しましょう。
でも、なんだかんだ言って一番頼れるのは「柔軟性を持ったプロのような個人」だと思っています。
そんな方とのご縁に恵まれたら、永くお手伝いしていただけるように関係を大切にしたいですね。