BUYMの確定申告 売上のつけ方

自分で確定申告をしているバイマショッパーのみなさん。
売上の記帳って、すごく悩みませんか?

バイマ成約手数料とか、消費税とか、いろいろ項目ありすぎて大変!

一度入力して、会計ソフトに覚えてもらえばあとは簡単だよ。

私はクラウド会計ソフトのわざわざ同期で取り込んだ情報をいったん消して手入力するという意味不明な作業をし、
確定申告前に収支がなかなか合わず苦労しました。

今は慣れて、便利に使っています。
同じ思いをしている方がいたら、と思い、freeeを使った帳簿のつけ方を公開します。

1.入金依頼

入金依頼ごとに記帳します。

(私の場合、バイマの「入金依頼」は月初めに1回、前月の分をまとめてしています。
4月1日に、3月の売上分の入金依頼をする、というように。)

2.入金リストのデータをCVSでダウンロード

画像の日付け(期間)は古いものです。

3.項目ごとに合計を出す

ダウンロードしたCVSファイルは、Excel形式で保存し直します。
Auto Sum(オートサム)機能を使い、各項目の合計(一番下の行)を出します。

項目を書き出すとこうなります。

項目

A:売上: 1,627,400円
B:成約手数料: -113,918円
C:消費税: -11,399円
D:クーポン: -200円
E:ラベル配送料: -3,361円
 

4.項目ごとに会計ソフトに入力

これらの項目ごとの合計を、freeの「取引登録画面」で入力していきます。
「詳細登録」だと複数行が入力できますね。
「+控除・マイナス行を追加」で行を増やし、各項目を入力します。

収入/支出: 収入
決済: 未決済
発生日: 締日(1か月分まとめる場合は前月末日)
決済期日: 入金予定日
取引先: エニグモ
 

入力後、「取引テンプレートとして登録」しておけば、次月の入力の時に楽です。

選ぶ勘定項目と税区分

  バイマ項目 勘定項目 税区分 品目
A 売上 売上高 課税売上 バイマ売上
B 成約手数料 販売手数料 課対仕入 バイマ手数料
C 消費税 販売手数料 課対仕入 バイマ消費税
D クーポン 売上値引高 課税売返 クーポン
E かんたんバイマ便 荷造運賃 課対仕入

配送料

振込手数料 支払手数料 課対仕入 銀行振込手数料

税込方式で記帳の場合、CはBにかかっている消費税なので、販売手数料として計上。
または、B+Cを計算してまとめて販売手数料とする。

freee以外の方のために。仕訳を表示するとこのようになります。

取引日 借方 貸方
勘定項目
(品目)
金額 税区分 勘定項目 金額 税区分
2022-3-31  B  販売手数料
(バイマ手数料)
113,918 課対仕入  A  売上高
(バイマ売上)

1,627,400

課税売上
 C  販売手数料
(バイマ消費税)
11,399 課対仕入      
 D  売上値引高
(クーポン)
200 課税売返      
 E  仕入高
(かんたんバイマ便)
3,361 課対仕入      
支払手数料
(銀行振り込み手数料)
385 課対仕入      
売掛金

1,498,137

対象外      

税込方式で記帳の場合、CはBにかかっている消費税なので、販売手数料として計上。
または、B+Cを計算してまとめて販売手数料とする。

5.入金日に決済

入金日に登録口座に入金されたら、自動で「入出金予定とマッチ」が検出されるので、上で登録した内容を決済します。ワンクリックで決済が完了でき、簡単です。

自動でマッチしない場合は、「未決済取引の取込」タブで探します。

(別の月のデータです。)

freee以外だとこうなります。

取引日

借方

貸方 摘要
勘定項目
(品目)
金額 税区分 勘定項目 金額 税区分  
2022-4-11   1,498,137 対象外 売掛金 1,498,137 対象外 振込 カ)エニグモ

今月は関税をバイマ上でお客様に返金したので、20,300円合いませんでした。
勘定項目 売上値引高(税区分:課税売返)として「差額を調整」、またはマイナス行(支出)行を追加して処理します。

右下の「登録」で完了です。


freeeは、ある輸入ビジネス実践者のお勧めで選びました。
借方、貸方などの会計の知識がなくても簡単に使えて便利です。

以前、小さな事務所で働いていた時に経理も任され、弥生会計を使っていましたがfreeeの方が断然使いやすくてお勧めです。

ただし、楽天銀行をビジネス用の口座にしている場合は、freeeでの同期の対応が不可となっています。

他の銀行に変更するか、

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