バイマの確定申告 関税のつけ方
輸入業と切っても切れないのが、関税。
一口に「関税」と言っても、
関税、消費税、地方消費税、手数料。
明細書にはたくさんの項目が。
どうやって記帳すれば良いのか悩みませんか?
まとめて「関税」ってつけちゃダメ?
ちゃんと分けてつけようね!
このページでは、輸入の際に支払った関税の記帳の仕方を簡単に説明します。
freeeのヘルプ(輸入を記帳する)を参照しています。
使用している会計ソフトはfreee(フリー)。
借方、貸方など会計の知識がなくても使えて、確定申告の書類作成も簡単なのでお勧めです。
郵便で仕入れた場合の書類がこちら。
「国際郵便物課税通知書」
A 関税 4300円
B 消費税(国税)3666円 100円以下切り捨て → 3600円
C 地方消費税 1015円 100円以下切り捨て → 1000円
※B国税とC地方消費税は分けて仕訳する必要があります。
※切り捨ての際、合計金額を確認してください。
freeeの入力画面です。
勘定項目 | 税区分 | 金額 | 品目 | |
A | 仕入高 | 課対輸本 | 4300 | 関税 |
B | 仕入高 | 課対輸税10% | 3600 | 国税 |
C | 仕入高 | 地消貨割10% | 1000 | 地方消費税 |
Dについてはこちら。
配達担当の郵便局から別途、手数料200円が徴収されます。
領収書がこちら。
勘定項目 | 税区分 | 金額 | 品目 | |
D | 仕入高 | 対象外 | 200 | 通関料 |
注:DHL、Fedexなど民間の運送会社の場合は、税区分が「課対仕入10%」になるようです。課税されているかどうか、明細を見て判断してください。
記帳した後、「取引テンプレートとして登録」をしておけば、次回とっても楽です。
関税の記帳が大変なのは初回のみです。
がんばってください!