初めてのバイマ消費税申告

liblaもゴマも令和3年度より、課税事業者だね!
消費税支払わなきゃ。

消費税は今10%だから、1000万円の売り上げに対して100万円(泣)?!

いやいや、そんなにかからないから心配しないで。

 

来たる確定申告で、消費税を初めて納めます(きりっ!)

このページでは、バイマのパーソナルショッパーの私が、

免税事業者から課税事業者になる時にやったことを時系列でお見せし、

実際にどのぐらい支払うのか、また、簡易課税制度を使ってどのぐらい節税になったか?もご紹介します。

※あくまでも一例としてご参考にしてください。

免税事業者から課税事業者へ

BUYMAバイヤーのようなフリーランスは、

売上が1,000万円未満、または開業後2年以内は消費税が免除されます(免税事業者)。

つまり売上が1000万円を超えると、翌々年度は消費税申告の対象者(課税事業者)になります

(開業後2年以内でも、1月1日から6月30日までの半年間に1,000万円以上売り上げたら、翌年は課税事業者になります。)

詳しくはこちら(freeeのヘルプページ)をご参照ください。

スクロールダウンすると、フローチャートが載っていて分かりやすいです。

ここで言う売上とは、利益じゃないですよ。

経費を引く前の売上高なので、バイマをやっていると割とすぐに到達する金額です。

私の場合、令和元年に売り上げが1,000万円を超えたので、

令和3年から消費税課税事業者だ!届け出しなきゃ!とソワソワしていたところ、

令和2年10月に税務署から案内が来ました。

 

案内には、

・課税事業者になるかどうかのチェック表(freeeのフローチャートに限りなく近いもの)

・消費税課税事業者届出書

・簡易課税制度選択届出書

等が同封されていました。

国税局からの消費税についての案内

チェック表で、課税事業者になる、とはっきり分かってすっきり。

簡易課税制度を選ぶべき?

支払う消費税の計算方法は、簡易課税を選びました

簡易課税についての詳細についてはこちら(freeeのヘルプ)をご参照ください。

バイマなどの小売業の場合はみなし仕入れ率を80%として消費税を計算する、という方法です。

ざっくりと説明すると、1000万円の売り上げに対し、仕入れ額が800万円とみなされ、

  課税売上高1000万円の10% ー 仕入高800万円の10% = 20万円 を納める、となります。

バイマのような輸入物販で売り上げが5,000万円以下の場合は、簡易課税制度を利用すると大きな節税になることが多いようです。

反対に、原則課税制度を採用すると、仕入れ商品の輸入時に実際に支払っている分の消費税が少ないため、控除分も少なくなり、結果的に多額の消費税を支払うことになります。

 

詳しくは「ネットショップ専門税理士」さんのページが分かりやすいです。

他にもいろんな条件によって節税にならない場合もあり、線引きが難しいところのようなので、ご自身で調べてください。

書類を郵送にて提出し、手続き完了です。

以降、1年以上特別なことは何もせず、それまで通りにコツコツと会計入力をしていました。

消費税申告の準備って?

令和4年に入り、令和3年度分の確定申告の準備を早めに行うことにしました。

届いた確定申告書の封筒も、消費税の書類が増えた分、ぶ厚くてずっしりです。

まずは、会計ソフトのグレード見直しです。

使用している会計ソフトfreeeは、個人事業主向けに

・スタータープラン(980円~/月)

・スタンダードプラン(1,980円~/月)

・プレミアムプラン(3,316円~/月)

があるのですが、加入していたスタータープランでは消費税の申告ができないので、

スタンダードプランに変更しました。

変更後、収めるべき消費税を集計表にてチェックすると、自動計算でパッと出ました。

課税売上高約18,700,000円に対し納付する消費税額は、約260,000円。

これに地方消費税が別途かかり、合計30万円以上でした。

これが、簡易課税の場合です。

本則課税の場合もシュミレーションすると、80万円以上(+地方消費税)になりびっくり!

簡易課税制度の約3倍です。

 

こんなに節税になって大丈夫なの?!といぶかる声も出そうですが、

『原則課税と異なり、(簡易課税は)国内からの仕入か、海外からの仕入かどうかは消費税の計算に一切関係ない』

「ネットショップ専門税理士」さんのページより

とのことです^^

あとは入力をチェックして、

書類を出力し、税金を納めて終了です。

 

消費税の確定申告書類の作成は、通常の確定申告同様、

 コツコツと日々入力 → 会計ソフトで書類を自動で作成

の流れなので特に難しくありません。

最後に

 

課税事業者になると、よりシビアに「利益率」を考えて売らなければ、

手に残るお金がスズメの涙、ということになりかねません。

利益率を取る販売方法と、

iDecoなどの節税で今年も乗り切ります!

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