BUYMAの確定申告:仕入れのつけ方

海外買い付けと国内買い付けの場合、どちらも勘定項目は「仕入高」でいいの?

どちらも「仕入高」だけど、税区分が違うから気を付けて。

バイマ関係の会計で入力が多いのが、仕入れ。

クレジットカードで決済するごとに入力する必要があります。

ここでは、確定申告のために、会計ソフトfreeeを使って簡単に海外からの輸入仕入れや国内仕入れを入力する方法をご紹介します。

 目次

 

自分のクレジットカードで仕入れた場合

 

自分のクレジットカードで決済すると、

商品がショップから発送された時点で本決済となり、

クレジットカードの利用明細に反映されます。

 

会計ソフトfreeeでは、クレジットカードを紐づけると自動的に利用明細が反映されます。

このように登録待ちとなります。

freeeのホーム画面

登録待ちの画面を開き、各項目を入力します。

freee 取引>自動で経理 の画面

 

発生日:(自動反映)

取引先:(手入力)

管理番号: 注文番号など

勘定項目: 仕入高

税区分: 海外仕入れの場合は課対輸本(設定が必要)、国内仕入れの場合は課対仕入

※設定の仕方はfreeeのヘルプページをご参照ください。

金額:(自動反映)

品目・部門・メモタグ:(手入力)

備考:ブランド名、商品名、品番、バイマの取引IDなど、後で見てどの取引か分かるように入力

その他、仕入れ経費として付けるもの

 

バイマの会計において、仕入れの勘定項目で付けるのは、実は商品代金だけではありません。

仕入れに付随する経費は全て仕入高となります。

 

例えば、

■ 関税や輸入時の消費税※

■ 海外→国内の配送料

■ ショップ→現地拠点(海外パートナー宅、転送会社)への配送料

■ 海外パートナーや転送会社への手数料

■ 現地でかかる梱包材、海外送金手数料

 

※関税等については税区分など細かく分けて付ける必要があるので、こちらの記事をご参照ください。

 

 

もう一つ、返品した場合の商品代も仕入高となります

ただし、支出としてではなく収入として、税区分は課対輸返(要設定)です。

国際配送料は「荷造運賃」じゃないんだね!

仕入れに関わる経費は「仕入高」と覚えておいてね。

代理購入してもらった場合

 

仕入れに関わる費用は全て仕入高となるので、

海外送金して現地パートナーに商品を代理購入してもらった場合、

送金明細は商品代金、国際送料、買付手数料、現地で発生した交通費や送料などを含むわけですが、

勘定科目は全て「仕入高」、税区分は「課対輸本」となります。

クレジットカードの引き落とし日にすること

 

クレカの引き落とし日には、指定の銀行から引き落としになりますね。
 
引き落とし先の銀行もfreeeに同期が必須です。
 
 
登録は、デフォルトの「取引登録」タブではなく、
 
「口座・カード引き落とし」タブを選んで、請求先のカード名を選びます。
 
あとは「登録」するだけで、処理されます。
 
1/11にDCカードの249,174円分の引き落としが、ジャパンネット銀行(現PayPay銀行)からあった場合。

効率的に入力するために

 

バイマの会計で一番多いと思われるのが、仕入れの入力ではないでしょうか。

この項目、会計ソフトへの入力はとても簡単です。

 

唯一、気を付けたいのが、

仕事用とプライベート用のカードや銀行口座の使い分けです。

基本的なことですみません!

私も時々、都合でどうしても仕事用カードを私用に使ったり、

反対にプライベート用のカードを仕事に使ってしまうのですが、

その時の処理が面倒です。

 

それ以前に、公私混同するとビジネスのお金の流れが見えにくくなる上、

税務署からの調査が入った時の心象が悪くなってしまいますので気を付けましょう。

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