年末の在庫販売と税制面で注意すること

年末はバイマで一番のかき入れ時。

クリスマスのギフト需要、

ボーナスでのお買い物と、

たくさんの受注が見込めます。

 

そんな時、在庫を持っていると強いですよね。

12月までにまとめて仕入れておいたり、

稀少な在庫を押さえておいたり。

クリスマスに間に合わせたい!というお客さんには、「スピード配送」のアピールは強い!

 

仕入れにおいても、

11月末のブラックフライデーセールが始まる前から

あちこちのセレクトショップが前倒しでセール販売を仕掛けています。

ここで在庫を安く仕入れて、クリスマス商戦で勝ちに行く!

という戦略は大いにあり、ですね。

よーし、L○○○Eの財布を100個仕入れるぞ!

ちょっと待って!
今年中に売り切れなかった分のことは考えてる?

けれど、1点だけ気を付けておくことが。

それは、残った在庫は今年の棚卸資産(期末棚卸高)とされ、今年の課税対象となることです。

キャッシュフロー的にも年末を期限に売り切るのは良いですね。

 

ただし、期末在庫にかかった税金は払い損になる訳ではありません。

期首在庫(前年度から繰り越された分の在庫)ー期末在庫の計算で課税対象額は調整されます。

 

つまり、今年初めて在庫を持つとか、急に在庫を増やす!という方は特に要注意です。

消費税の課税事業者の場合

ところで、バイマ2年目以降売上が増えて、消費税の課税事業者になると期末在庫は消費税の課税対象にもなります

※消費税の課税事業者については会計ソフトfreeeのQ&Aをご参照ください。

消費税事業者の方は、より注意が必要です。

liblaの年末在庫戦略

最後に、liblaの年末在庫戦略はこちらです。

今年度すでに持っている在庫を年内に処分。

 クリスマスギフトとして露出し、売れ残りそうなものはタイミングを見て値下げ。

上記を行いやすくするために、現在手持ちの在庫を一覧表にまとめる。

11月のセールでクリスマス用の商品をある金額分仕入れる。

 うち、季節ものは年内に売り切りたいため、商品選定は特にシビアに行う。

 革小物は年明けに買い替え需要があるので、高利益率で売れる見込みがあるものは安値で売り切らなくてもOKとし、期末在庫とする。金額は去年と同じぐらい、最低限とする。

まとめ

期末在庫は課税対象になるので、年末の在庫戦略には神経を使いますが、

このタイミングで全部売り切る!とか、

この商品なら売れ残ってもOK!とか、

自分で決めるとおのずと逆算でどのように仕入れ・管理・販売するかが見えてきますよ

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